どうする税負担!

 本日、本校卒業生であり税理士でもある北野さんをお招きし、3年生対象に「租税教室」を行いました。

「みんなのために3000万円を税金で以下の3名から納めてもらおうと思います。」
「公平は税負担にするには、それぞれいくらずつ納めてもらうのが良いのでしょうか?」
Aさん 年収2500万円 Bさん 年収500万円 Cさん 7000万円
班で相談して、A~Cさんの税負担を決めます。
各班でさまざまな意見や計算式が出て、活発な議論がなされました。
各班の意見を聞いた後に、北野税理士から様々な視点からの
公平な税負担について解説がありました。
その後、集まった税金を国はどのように使っているのか、
日本以外の国ではどのような税負担なのかなどを
データなどを活用し分かりやすく解説してくださいました。
つづいて、銀色のアタッシュケースからド~ン!!
「ここに1億円があります。もちろん見本で、本物ではありません」
「例えばこの1億円を10コ…つまり10億円あるとして、次の①~③に
どのように10億円を分配しますか?」
①医療・介護・年金 ②道路・建物・公共事業・生活安全 ③教育・子ども達のため
「重~い!!」
見本ですが、実際の1億円と同じ重さで厚みだそうです。10kgあるそうです!
今回も班で議論され、全体で意見交換しました。

社会科の公民的分野を学習をしている3年生にとって、
税に関する学習は興味深く更に理解を深める授業となったようです。

北野税理士 本日はありがとうございました